母者の田舎が山形なもので、納豆汁は好物なチリツモ。です。
納豆汁とは・・・・
山形を始めとする東北地方の冬の郷土料理です。
いろいろ形態はあるようですが、山形では、納豆をすり鉢ですりおろして、山菜やキノコ、芋がらといっしょに味噌で煮込んだ、具沢山の汁物がポピュラーです。
■参考リンク
やまがたの郷土料理:冬の頃の郷土料理「納豆汁」|おいしい山形ホームページ
ウチは、叔母が山形料理の達人でしてね
叔母は、母の姉です。
毎年、正月明けに、フルメニューを使った納豆汁を披露してくれるのです。
母も作れるんですが、なんか物足りないんですよねぇ。(と言ったら怒られるんだけどね)
でも、おうちでもなんとか、納豆汁を食べたい!と思うときが時々ありまして、ワタクシ、工夫してみました。
お家で作る、チリツモ。風、納豆汁の作り方
材料は、山菜・芋がらはどうやっても手に入りにくいですし、あっても扱いがワタシ、自信がないので、割愛します。しくしく(涙)キノコも、山ナメコとか使うんですが、これもないので、あれば普通のナメコ、なければシメジで代用します。
絶対押さえたいのは、納豆です。
これは、すり鉢で押しつぶすようにペースト状になるまですります。
本当は、藁でくるまれてる納豆が最上なんですが、ないですもんねぇ(涙)
水戸納豆とかでOKです。一人用すり鉢とかでいいので、よくすります。
あと、味噌が命です。
ワタシは、田舎味噌を持っているので、断然それを入れます。
なければ、仙台味噌とか入れます。白味噌はなんか違いますね。
で、煮込みます。
具材(ネギ・シメジ・油揚げ・豆腐など)を出汁で煮込んでから、味噌をいれ、納豆を最後に入れます。味噌入れたら、グツグツとはさせないこと。風味が飛んでってしまいます。
もし、あれば酒粕をちょっと入れると、ぐっとそれっぽくなります。
昔の思い出。
昔、ワタシが子どもの時だったころに、一度だけ、冬の山形で囲炉裏で納豆汁をいただいたことがあります。こっちで作ると割りとあっさりなんですが、あちらでは多分酒粕などが多めに入っていて、また、納豆の底力がすっごくて、まぁ、くっさいことw と子どもながらに衝撃的だった記憶が鮮明に残っています。
でも、その臭さを乗り越えると妙にクセになる味なんですよねぇ。
今では、ワタシのソウルフードです。
ワタシは、生まれも育ちも関東圏なんですがね。
また、叔母に、次の正月も作って貰えるようにお願いしなくっちゃ。
たのしみだー!